中国から渡来したうちわが現代に至るまでの進化

現代のうちわというと、プラスチック製のものばかりを見掛けますが、ほんの少し前までは、竹と和紙で作られたうちわばかりでしたよね。

その前のうちわはどんなものだったのかというと、基本的には似たような形状をしていたようです。

古墳時代、中国から渡来した『さしば』というものがうちわの原型と言われており、その後10世紀頃には『うちわ』と呼ばれるようになったのだといいます。

室町時代の末期に入ると、竹と和紙製のうちわが作られ始め、江戸時代に入ると、それまでは位の高い人が使う虫除けや顔隠しの道具だったところ、今度は庶民の間へ深く浸透していきます。

庶民に親しまれる中で、火を起こしたり暑さをしのいだりと、使われ方も大きく広がっていきました。

そして現代では、会社や店の名前が印刷され広告として使われたり、アイドルのコンサートでファンがメッセージを書いて持参する道具として使われたりと、さらに用途が拡大しています。

うちわは今後も時代と共に、用途や形状、素材などが変化し続けていくのかもしれません。

This entry was posted on 2014年3月24日, in 進化. Bookmark the permalink.