時代と共に移り変わるうちわの用途

うちわというと、どんなことを思い浮かべますか?現代のうちわは、大方の人々にとって、夏の暑さをしのぐために風を送る一番原始的な道具として認知され、使用されていると思います。

とはいえ、暑さをしのぐための道具としてはエアコンや扇風機の方が一般的ですから、最近では自宅でうちわを身近に使う機会は珍しいかもしれません。

ですがうちわはもともと、仰ぐための道具ではありませんでした。

そもそもはじめは、庶民が日常的に使うことのできる身近な道具ではなかったのです。

現代ではちょっと想像できないことですが、昔は高貴な人が顔を隠したりして使われていた道具でした。

今のように暑さを和らげるために使われるようになったのは、うちわが庶民の間に普及してからのこと。

盆踊りで使われるなど夏の風物詩としてのうちわの歴史は、庶民に広まってから始まったのかもしれませんね。